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医薬用外劇物の廃棄方法
廃棄方法に対して、医薬用外劇物に指定されたことによりどうしたらいいのかという声をお客様からいただきました。
令和元年の7月1日より前は雑品であったため廃棄に関しては特に気を付ける点などはありませんでした。しかし、今後は医薬用外劇物の廃棄方法に則った方法で廃棄をしていただく必要があります。
該当製品:オロリンマルチセプトプラス2L、SUN402サンセプト インスツルメントエンザイム2.5L
今回は、【希釈した製品を廃棄される場合】と【原液を廃棄される場合】に分けてご紹介します。
まず、【希釈した製品を廃棄される場合】
オロリンマルチセプトプラス、SUN402サンセプト インスツルメントエンザイムの両製品とも使用する場合は2%(50倍)希釈にての使用になります。
そのため、この指定希釈倍率にて使用の場合は該当物質のジデシル(ジメチル)アンモニウム=クロリドの成分濃度が0.4%以下となりますので通常通り廃棄可能です。
次に、【原液を廃棄される場合】
➡画像のような廃棄は廃棄規定に則しないので絶対に行わないでください。
そのため製品未使用(原液)の状態では勿論のこと廃棄はできません。そのため、原液を廃棄する場合は当該劇物製品の廃棄規定により、オロリンマルチセプトプラスは水で残量の12.5倍以上、SUN402サンセプト インスツルメントエンザイムは25倍以上に水で希釈してからシンクなどの流水下に廃棄してください。
なお、未使用状態で廃棄をする場合に必要な水の量は
オロリンマルチセプトプラス➡25L(25000ml)
SUN402サンセプト インスツルメントエンザイム➡62.5L(62500ml)
となります。
廃棄の際に是非参考にし、安全を確認して廃棄していただければと思います。